2012-09-01

野菜から食べると太りにくい?(食べる順番)


ダイエット番組を見ていたときに「食事のときは野菜から食べると太りにくくなる」と言って
いたのですが、どうして野菜から食べたら太りにくくなるのでしょう?
気になるので、調べてみました♪

野菜から食べると太りにくくなるというのを調べていると「血糖値」と「インスリン(インシュリン)」と
いう言葉が頻繁に出てきます。
血糖値はダイエットと深いかかわりがあるみたいなんです。

◆血糖値とは?
 血糖値とは血液中に含まれるブトウ糖の濃度のこといいます。
 ブドウ糖は、ごはんやパンなどの炭水化物、イモ類やお菓子などの糖分に含まれています。
 食事からとったブドウ糖が血液中に溶け込んで全身に運ばれることでエネルギーとして働き、
 私たちの脳や筋肉、内臓が動いて生命が維持される仕組みになっているそうです。

 血液中に溶け込んだブドウ糖ですが、そのままではエネルギーにはならないそうです。
 そこで活躍するのがインスリン です!

◆インスリンとは?
 インスリンは、膵臓に存在するランゲルハンス島(膵島)のβ細胞から分泌される
 ペプチドホルモンの一種。
 膵臓から血液中に分泌されたインスリンは、各細胞にエネルギー源として糖を送り込む
 とっても重要な役割をしています。

糖をエネルギーとして細胞に送り込む大切な役割をしているインスリンですが、
実はとりすぎてしまった糖を脂肪細胞に蓄えるという働きもするそうです。
糖をエネルギーとして細胞に送ってもまだ血糖値が高い場合、つまり、エネルギーが余って
しまっている場合、脂肪として体内に蓄積されます。

1度の食事でたくさんの糖を取り入れてしまうと、血糖値が急上昇し、インスリンの分泌量も
増え、エネルギーとして使いきれなかった糖が脂肪になる。
それを続けていたら体重増加へ・・・
しくみを知ると食べ方を気をつけようと思いますねー(>_<)
 
食事のときは野菜から食べたほうがいいのは、
野菜を先に食べることによって、満腹感が得られ、糖を多く含むご飯などの量を減らせること。 
野菜の食物繊維が先に入ることで小腸での糖の吸収がゆっくりとなって 
血糖値の急上昇を防げることなどがあるようです。